アクティー(HA6)/バモス(HM1) リアハブベアリングの交換作業

作業内容

今回紹介するのは、 アクティ- (HA6) のリアハブベアリング交換作業です。

同じ形状のもので、 バモス (HM1) も同じ方法になりますので、参考にしてください。

簡単に言うとこの銀色のベアリングを交換する作業です。

↓今回交換したベアリング
1個⇒アクティーリアハブベアリング
2個セット⇒アクティ リアハブベアリング・左右セット

走行中に「ウウォーン!!!」という唸り音がするので調べてみたところ、左後ろのハブベアリングの焼き付きが原因だったので、今回はこの部分を交換します。

細かく説明していきますが、「もう知っている」と言う方は、『 目次 』から見たい部分だけピンポイントで見てみてください。

ドラムを分解|アクティー&バモス (ベアリング交換)

まずは、ドラムを外す手順から。

ちなみに、※画像は、リックすると拡大できます

大きいサイズで見たい方は、クリックしてください。

キャップ&ロックナットを取り外します。

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ロックナットキャップをマイナスドライバーで外していきます。

少しずつ隙間を作りながら、万遍なく叩いていくようにして下さい。

強く叩きすぎると、曲がってしまいますので。

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ロックナットをインパクトレンチで外します。

ドラムを外していきます。

ハブベアリング

車によっては、とても固く外れにくいことがあります。

これもハンマーで叩いた程度では外れなかったので、ギヤプーラで外しました。

ブレーキパイプを外す

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画像の部分をブレーキパイプをレンチで回せば簡単に外れますが、素早くやらないとオイルが沢山漏れちゃいます!

オイルのタンクが空になってしまわないように、あらかじめ少し多めにオイルを足しておいた方がいいかもしれません。

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ブレーキオイルを吸い出す所に付いているゴムのキャップをパイプの先に付けると便利です。

大体はこれでオイルは止まります。

バックプレートを取り外します。

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ドラムを外すと中が確認できます。

アクティ-ブレーキシューなどを取り外さなくてもバックプレートごと取り外すことが出来ます。

中心近くにある14のボルト4本を外していきます。

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バックプレートが外れました。

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裏はこんな感です。

このままの状態で、邪魔にならないところに引っ掛けておきましょう。

ドライブシャフト回り|アクティー&バモス (ベアリング交換)

ドライブシャフトを取り外していきます。

スナップリングを外す

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次に、ベアリングを止めてあるスナップリングを専用プライヤーで外しましょう。

スナップリングを外すためだけに生まれてきた【スナップリングプライヤー】

出番の少ないやつですが、必要な奴です(p_-)

【クニペックス-4本組スナップリングプライヤー】

リーフスプリングの固定を外す。

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リーフスプリングの取付ナットを4か所外します。

スプリングの間にプラスチックと鉄のスペーサーが挟まっているんですが、どの順番だったか忘れないようにしましょう。

ショックアブソーバーを外す。

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左のショックアブソーバーの下のボルトを外します。

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こんな感じです。

これである程度の遊びができて、ドライブシャフトを外しやすくなります。

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と思っていたのですが・・・

左側だけでは、遊びが少なかったので、右側も外します。

右側はショックアブソーバのみで大丈夫です。

ドライブシャフトを抜く(インナー側)

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ドライブシャフトのインナー側をプライバー(バールのような物)でこじると抜けます。

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アクスル(メンバー)を下に引っ張ると遊びが増えてやりやすくなります。

一人だとちょっと大変かもしれません。

引っ張りすぎると右のシャフトが伸びきってしまうので気を付けてください。

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シャフトのインナー部分が外せたら、これ以上下がりすぎないように、鉄パイプなどで固定しておくと良いです。

ドライブシャフトを抜く(アウター側)

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ドライブシャフトのアウター側をベアリングから抜きます。

そのまま叩いてしまうと、ねじ山が潰れてしまうので、

必ずロックナットを付けてから叩くようにしてください。

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外れましたが、なかなか大変でした。

ちょとやそっと叩いたくらいでは外れませんので、頑張ってください。

写真だとたった2枚で終わっちゃうんですけどね・・・

そこそこ時間はかかります。

ベアリングの脱着|アクティー&バモス (ベアリング交換)

ベアリングを外す

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このベアリングの部分を外側へ向かって叩いて外します。

内側から見るとこんな感じです。

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直接叩くにはマトが小さくてやりにくいので、強度のある鉄棒などを当てて叩くとやりやすいです。

思いっきり叩いても、少しずつしかずれていきません。大変でした・・・

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外れました。

何度も思いっきり叩いたので、最後は外側に吹っ飛んでいきました(@_@;)

周りの人に当たらないように気を付けてください。

当たった時は、そん時はそん時です!

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ベアリングも壊れちゃいましたね。

この壊れたベアリングも後で活躍するんで、取っておいて下さい。

新しい、ベアリングの取付け

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新しいベアリングを入れていく前に、必ず潤滑オイルをかけておいてください。

かなり入れやすくなります。

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こんな感じで当てはめたら、均等に叩いて少しずつ入れていきます。

ですが・・・・

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新しいベアリングを直接叩いてしまうと、ベアリングにガタが出たり、変形してしまって壊れてしまう恐れがありますので、

先ほどの壊れたベアリングなどを当てて直接叩かないようにしましょう。

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テープで止めて叩くとやりやすいですよ!!

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ベアリングが入りました。

ドライブシャフト取り付け|アクティー&バモス (ベアリング交換)

さて、ここからが、一番大変な作業になります!

ベアリングにシャフトを差し込む。

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ベアリングの内側からドライブシャフトを入れていくのですが、

力いっぱい押したくらいじゃ全然入っていきません。

ロックナットを利用して少しずつ外側に引っ張っていきます。

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シャフトにナットがかからなかったので、最初はこんな風に鉄板を使って引き出しました。

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ある程度引き出せたら、今回も壊れたベアリングの出番です。

片側がいい感じに壊れているおかげで、古いベアリングの方にシャフトがハマってしまうなんてことはありません!

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だいぶ出てきましたが、これでも完全にはハマらないので、

最後にドラムを直接つけて、ロックナットで締めこんでいきます。

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これでやっとドライブシャフトの挿入が完了しました。

シャフトのアウター側さえ入ってしまえば、あとは簡単です。

ドライブシャフトのインナー側を差し込む。

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シャフトのインナー側は、最初と逆の要領で、こんな風に下に引っ張りながら 遊びを作って入れ込んでください。

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手で押し込んだだけではなかなか入れにくいので、こんな風に木の棒などを使って

スコンッ』と軽くたたいて入れてください。

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先ほど引っ張りすぎたせいで、右側も外れちゃってました・・。

後の組み付けは最初と逆の要領です。

ブレーキオイル、デフオイルの補充|アクティー&バモス (ベアリング交換)

ブレーキパイプを外した際に、ブレーキオイルが出てしまっているので、

オイルの補充、エア抜きは忘れずに行ってください。

して、シャフトを抜いた際に出てきた分の、デフオイルを補充して完了。

と言いたいところですが、この際なので、普段なかなか交換しないデフオイルを新しいものに交換しました。

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新しいオイルが溢れてきたら、溜まった合図ですね。

これで作業は完了です。

アクティー(HA6)・バモス(HM1)リアハブベアリング交換 まとめ

今回はなかなか大変な作業でした(^_^;)

写真だとスムーズに進んでいるように見えますが、その都度時間のかかる作業になると思いますので、作業の際は覚悟して取り組んでください!!

ちなみに1人では非常に困難な作業です。2人以上で協力して行うのがオススメです。